作品詳細

コレクションNo.

TYM000090

作品No.

日本画196

 

 

作品名

王春童戯

 

 

作家名

竹久夢二

作家名欧文

Takehisa Yumeji

 

 

生没年

1884‐1934

 

 

分類

日本画

年代

1920-1930年代

制作年

昭和初期

材質・形状

紙本着色・軸

寸法

112.0×29.3

 

 

所蔵先

竹久夢二美術館

画像データ

3.7MB

モチーフ

女性、美人画、着物、断髪、羽根突き

解説

　「王春童戯」と画題がつけられたこの日本画は、童心に返って羽根突き遊びをする女性が描かれ、初春の華やかな雰囲気に包まれている。 画面にしたためられたサイン“夢生(ゆめせい)” とは、夢二が昭和初期に使用した署名で、丁度時を同じくして、断髪のモダン・ガールが街を闊歩するようになった頃である。この作品に描かれた女性は、耳が見える程短く切り揃えられた断髪、そしてカラフルなショールもモダン・ガールに相応しい装いである。そして作画においては充分な余白によって、着物の鮮やかな水色が引き立ち、印象に残る佳品である。