画像提供元
作家/制作者
作品名/資料名
クリア
閉じる

作品詳細

クレジット表記
竹久夢二美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
ご利用上の注意
ご利用内容により、画像提供元(美術館・博物館等)から事前に許可を得ねばならない場合があります。
コレクションNo.
TYM000001
作品No.
日本画001
 
 
作品名
さくら湯
 
 
作家名
竹久夢二
作家名欧文
Takehisa Yumeji
 
 
生没年
1884‐1934
 
 
分類
日本画
年代
1900-1910年代
制作年
明治末期
材質・形状
紙本着色・軸
寸法
128.8×28.0
 
 
所蔵先
竹久夢二美術館
画像データ
6.1MB
モチーフ
女性、美人画、着物
解説
夢二は、糠袋を口にくわえて銭湯から出てくる女性を何点か描いている。なかでもこの絵は明治末に制作された作品として興味深いものがある。風俗史的に見ると糠袋は石鹸が普及するまで(江戸中期から明治末期頃まで)の純日本式洗浄用品であった。また当時は銭湯で首筋からあごにかけて白粉を塗り、帰宅後顔に化粧をほどこす女性もいた。この作品は、そうした旧来の風俗が一女性の姿の中に名残を惜しむかのように鮮やかに描きこまれているともいえよう。