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画像提供:東京都江戸東京博物館 / DNPartcom
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コレクションNo.
TRE002646
画像No.
10200185
作品名
高輪牛町朧月景
作品名欧文
Hazy Moonlight at Ushimachi, Takanawa
作家名
小林清親/画 福田熊次郎/版
分類
錦絵
年代
明治前期 19世紀
制作年
1879年(明治12年)
材質・形状
1枚
寸法
24.6cm x 36.2cm
所蔵先
東京都江戸東京博物館
画像データ
47.9MB
解説
現在のJR田町-品川間にあたる高輪海岸の光景を描いた錦絵。1872年(明治5)に新橋-横浜間にわが国初の鉄道が開通すると、蒸気機関車は目新しい題材として数多くの浮世絵に取り上げられた。小林清親(1847~1915)は旧幕臣であったが、維新後浮世絵師として活躍した。彼の描く東京名所絵は「光線画」の名で売り出され、光と影を意識したそれまでにない洋風の版画は評判となった。本図でも煙突の炎や空の雲の表現に、新しい描写法が使われている。 一方、機関車の絵は、実際に路線を走っていた英国製の機関車ではなく米国型の機関車である。清親がアメリカ製の石版画の鉄道図を参考に本図を描いたためという説がある。