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徳川ミュージアム所蔵 ©徳川ミュージアム・イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TGM000564
作品No.
楽器66-2
画像No.
5147
作品名
中山王府 琉球楽器 囋吶(ソウナ)
分類
楽器
年代
第二尚氏時代18世紀
寸法
長45.3、口径11.2、穴数7
所蔵先
徳川ミュージアム
画像データ
12.1MB
解説
江戸時代に琉球王国は、将軍に対して慶賀使や謝恩使を送る江戸上りを18回行った。使節団には楽人と舞人が加わり琉球王朝の宮廷音楽を披露した。琉球音楽は、吹奏楽器と携帯可能な打楽器で編成された路次楽と、路次楽の楽器にさらに弦楽器と大型の打楽器が加わった御座楽がある。 水戸家伝来の琉球楽器一式は、江戸上りの際に御三家に献上された御座楽用の楽器である。明治維新以降、王政の廃止とともに琉球王朝式楽である御座楽はその演奏の機会を失い、ついに第二次世界大戦後は、その曲についても楽器についても詳しいことはわからなくなってしまった。現存する御座楽の楽器は、水戸家伝来の品と、尾張家に伝来する二揃いだけで、沖縄県内にも現存品はないとされている。