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徳川ミュージアム所蔵 ©徳川ミュージアム・イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TGM000238
作品No.
三棚揃48
画像No.
5642
作品名
葵紋松竹唐草蒔絵婚礼調度 手拭掛
分類
工芸品
年代
江戸時代
制作年
20世紀
材質・形状
梨子地
寸法
高57.0×幅49.0
所蔵先
徳川ミュージアム
画像データ
11.6MB
解説
本品は、その一部が八代斉修(1797-1829・哀公)の夫人・峯姫(美子・1800-53・諡は孝文夫人)の婚礼道具であったといわれている。峯姫は11代将軍家斉の娘で、文化11年(1814)に水戸家に嫁した。女乗り物は斉修の妹の婚礼でも使われたことが確認されており、っ婚礼道具が家に属する道具で複数の女性が共有することを証明した。 大名家では婚礼調度は、形見分や贈答品として分けられることが多く、特に江戸末期になると、財政上の理由から部分的に別の女性の婚礼道具に組み込まれた例もあり、完全な婚礼道具揃が現存する例は珍しい。本品は、駕籠を含めて六十件を越す調度が揃い、同意匠の雛道具も現存する例は、他に一、二を数えるにすぎない。
注釈
『大徳川展』・173ページ