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徳川ミュージアム所蔵 ©徳川ミュージアム・イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TGM000224
作品No.
道具29
画像No.
9115
作品名
梨子地葵紋散牡丹獅子蒔絵旅櫛箱
分類
工芸品
材質・形状
漆工
寸法
高21.0×縦27.3×横22.1
所蔵先
徳川ミュージアム
画像データ
13.4MB
解説
【2代夫人尋子】 長方形印籠口造り抽出し付の華麗な旅櫛笥である。金箔梨子地と、濃梨子地・焼金・金銀の平蒔絵で雷光形の地紋を配し、金銀の切金と肉合蒔絵で志氏に牡丹模様を描き、葵紋を散らしている。岡山藩主池田家伝来の婚礼調度があり、綾杉地獅子牡丹蒔絵調度として知られている。いずれも幸阿弥の作で、初音蒔絵とともに江戸初期を代表する漆工品として評価されている。 この旅櫛笥は、内に仕込まれた付属品に抱牡丹紋が施されており、「哀文夫人様御用入日記」の記録からも、承応3年(1654)4月14日、水戸藩2代主光圀の夫人となった近衛信尋の女・泰姫(尋子・1638-58・謚は哀文夫人)の所持品であったことがわかる。泰姫は、後陽成天皇の孫にあたる高貴な女性であった。 また21歳で亡くなった光圀の正室、尋子の数少ない遺品の一つでもある。31歳で正室を失った光圀は、その後正室を迎えることはなかった。そのため晩年の光圀のエピソードを題材にした黄門さまのお話には、夫人は登場しない。
注釈
『大徳川展』・170ページ