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作品詳細

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徳川ミュージアム所蔵 ©徳川ミュージアム・イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TGM000214
作品No.
道具64
画像No.
9223
 
 
作品名
唐物茶壺 弾正
 
 
分類
陶器
年代
南宋-元時代
制作年
13-14世紀
寸法
高40.5×底径14.5
 
 
所蔵先
徳川ミュージアム
画像データ
13.6MB
解説
唐物茶壺には古瀬戸・備前・信楽等、多種あるが本品は、呂栄茶壺と称される品で、大振りで薄作りな壺である。呂栄茶壺とは桃山時代の交易でフィリピンのルソン島あたりから日本にもたらされた壺である。 本品の底部にある墨書「貞和二七月□ □円花押」から貞和2年(1346)にはすでに我が国にもたらされた茶壺と判る。現存する唐物茶壺のなかでも最も古いものといわれている。箱蓋裏には水戸徳川家9代斉昭が「豊臣秀吉から浅野弾正長政に渡り、のち家康が所蔵、水戸徳川家へは漢作肩衝茶入・玉堂とともに初代頼房に伝えられた」と記している。
注釈
『大徳川展』・113ページ