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徳川ミュージアム所蔵 ©徳川ミュージアム・イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TGM000187
作品No.
書画98
画像No.
10137
作品名
長崎図巻
作家名
狩野春湖
作家名欧文
Kan? Shunko
分類
絵画_日本絵画
年代
江戸時代
制作年
18世紀
材質・形状
絹本着色
寸法
上巻-縦41.6×横1061.6 下巻-縦41.6×横1141.1
所蔵先
徳川ミュージアム
画像データ
17.1MB
解説
幕府は寛永11年(1634)、長崎にポルトガル商人の居留地として、扇状形の埋立地・出島(約四千坪)を造り、翌12年には日本人の海外渡航を禁じた。上巻は両替屋・反物屋・米屋などで賑わう長崎の街、出島のオランダ屋敷と商船が描かれ、下巻には唐人船が並ぶ港と唐人屋敷、それに続く日本人街の様子を描いている。現存する長崎図の中でも完成度が高く、また狩野派の風俗図としても貴重なものといえる。各巻末には「狩野春湖」の署名と「春湖」の朱文方印が捺されている。狩野春湖(-1726)は信州・屋代の出身で、幕府の御用絵師となった。 元文5年(1740)八代将軍吉宗から水戸家五代宗翰(1728-66)が拝領した品。
注釈
『大徳川展』・93ページ