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作品詳細

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徳川ミュージアム所蔵 ©徳川ミュージアム・イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TGM000146
作品No.
瑞龍長持13-16
画像No.
12615(背)
 
 
作品名
白地葵紋付檜草花文辻ヶ花染羽織
 
 
分類
衣装_
年代
安土桃山~江戸時代
制作年
16~17世紀
寸法
丈116.5×裄66.0
 
 
所蔵先
徳川ミュージアム
画像データ
16.7MB
解説
 辻ヶ花とは、安土桃山時代~江戸初期に流行した絞染を基調とする染織品を指す。白地の練貫地を綿入れの袷仕立にした羽織。葵紋を1ヶ所に3個ずつ組み合わせた三ツ葵紋、全部で5ヶ所15個染めている。襟幅が広く、袖の形は広袖、袖口と裾に大きくふきを出した独特の形をし羽織。裾には墨色で雲形の線描をして、縫い絞り、水浅黄色に染めている。この裾模様を土坡に見立てて、その上に枝を広げた檜、更に紫陽花・女郎花・南天・蕨など式の草花を手書きにしている。辻ヶ花染の技法を余すところなく発揮した優品として知られる。 徳川家康より水戸徳川家初代頼房への御譲品で、家康の袖通しの衣服は拝領品などを特に区別された特別の品であった。
注釈
『大徳川展』・50ページ