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作品詳細

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徳川ミュージアム所蔵 ©徳川ミュージアム・イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TGM000092
作品No.
書画678-58
画像No.
11061(本文)
 
 
作品名
ドチリナ・キリシタン
 
 
作家名
イエズス会
 
 
分類
書籍_
年代
江戸時代
制作年
慶長5年(1600)
寸法
縦15.3×横9.8
指定
重要文化財
 
 
所蔵先
徳川ミュージアム
画像データ
17.7MB
解説
「ドチリナ・キリシタン」は、師弟問答の形式をとったカトリックの教義解説書で、信者が信ずべきこと、守るべき行いなどについて詳しく記されている。キリスト教の信者になろうとする求道者が、これを手引書に学んだもので、今日の「カトリック要理」にあたる。水戸藩没収品として水戸徳川家に伝来した。 本書は邦文・文語体のローマ字本であるが、表題に、長崎で慶長5年(1600)にイエズス会によって刊行された旨が記されている。さらに天正18年(1590)印刷機が日本にもたらされてから、慶長19年(1614)のキリスト教禁教令までのわずか20余年の間に、布教のため出版された書籍は、「吉利支丹版」と称され、日本における印刷文明の起点となっている。