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作品詳細

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徳川ミュージアム所蔵 ©徳川ミュージアム・イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TGM000075
作品No.
茶器2
画像No.
2676(姿)
 
 
作品名
玉堂
 
 
分類
陶器_
年代
南宋時代
制作年
13世紀
材質・形状
陶器
寸法
高さ9.0×口径3.5×胴径25.1×底径5.2
指定
重要美術品
 
 
所蔵先
徳川ミュージアム
画像データ
11.7MB
解説
 玉堂茶入は大徳寺九十三世・玉堂宗條(1480~1561)が所持した茶入であった。大内義隆―玉堂宗條―針屋宗和―豊臣秀吉―浅野長政―徳川家康―浅野長晟―浅野光晟―三代将軍家光―浅野光晟―四代将軍家綱―五代将軍綱吉―水戸徳川家三代綱條(1658~1718・肅公)と伝来した。特に元和2年(1616)2月家康は形見分けの意味をこめて浅野長晟にこれを贈ったと伝えられている。その後、その子光晟が襲封に際して将軍家にこれを献上すると、翌日家光は光晟にこれを返与した。つまり、代替わりに際して幕府と大名家との変わらぬ信義の証として茶器や刀剣の献上・下賜が慣例的に行われたのである。 大振りな肩衝茶入で、黒褐釉が底部の際近くまでかかり、正面には釉のなだれが三筋ほどあり、肩衝茶入の優品として知られる。
注釈
『大徳川展』・116ページ