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作品詳細

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徳川ミュージアム所蔵 ©徳川ミュージアム・イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TGM000071
作品No.
茶器1
画像No.
2645
 
 
作品名
新田
 
 
分類
陶器_
年代
南宋時代
制作年
13世紀
材質・形状
陶器
寸法
高さ8.6×口径4.5×胴径7.9×底径4.6
指定
重要美術品
 
 
所蔵先
徳川ミュージアム
画像データ
11.9MB
解説
 しっかりと肩が張った典型的な漢作肩衝の姿をしている。胴のふくらみが大きめで、灰色を帯びた紫褐色の釉が特徴的である。茶地剣先梅鉢緞子と段織緞子の2種の仕覆が添っている。 茶会記『山上宗二記』の中で「初花」「楢柴」と並んで天下の三名物と賞され、千利休が「天下一の肩衝茶入」と賞した茶入。はじめ新田某が所持していたことからその名が付いたとされるが、その伝来には諸説がある。本能寺の変の後、大友宗麟(1530~87)の手に渡った。天正13年、豊臣秀吉が「似茄子」とともに代百貫で譲り受け、北野茶会など数々の茶会でこれを用いた。大阪城落城の時、徳川家康が塗師の藤元・藤巌父子に灰燼より探し出させ、繕わせた。家康より水戸家初代頼房に譲られた。