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作品詳細

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©東京富士美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TFM001517
作品No.
9089-EA1038
画像No.
09089m
 
 
作品名
月下の狐
作品名欧文
Fox in the Moonlight
 
 
作家名
小林清親
 
 
制作年
明治13年(1880)
材質・形状
木版多色刷
寸法
25.5×38.0cm
 
 
所蔵先
東京富士美術館
画像データ
8.8MB
解説
木版画で写実表現に挑んだ小林清親は、明治10年の第一回内国勧業博覧会に「猫と提灯」を出品し、35回の摺を駆使した石版画を思わせる画風を見せている。この「月下の狐」も木版画で、西洋絵画のような筆使いや明暗を表現した作品である。月明かりの中、一匹の狐が小屋の鳥を狙って飛び掛かろうとする姿が捉えられている。月光に照らされた狐の毛並みや柵の陰影表現には、浮世絵の平面的な色彩を脱却して、木版画の可能性を模索しようとする清親の挑戦が伺える。