作品詳細

コレクションNo.

TFM001411

作品No.

10306-EA1115

画像No.

10306m

 

 

作品名

通俗三國志之内　玄徳三雪中孔明訪圖

作品名欧文

Xuande Visits Kongming Three Times in the Snow, from the Series Popular Romance of the Three Kingdom

 

 

作家名

歌川国芳

作家名欧文

Utagawa Kuniyoshi

 

 

生没年

1797‐1861

 

 

制作年

嘉永6年（1853）

材質・形状

木版多色刷　大判錦絵三枚続

寸法

左：36.6×25.0cm、中：36.6×25.0cm、右：36.6×24.9cm

 

 

所蔵先

東京富士美術館

画像データ

37.3MB

解説

浮世絵では「三国志」や「水滸伝」の豪傑たち、仙人や古代中国の衣装をまとう女性など、中国の人々が数多く描かれる。江戸時代、中国の古典文学や故事は教養として定着しており、中国の文化に対する興味は高かった。そのような中で浮世絵においても、中国の様々なものを題材にした作品が次々と生み出されていったのである。
歌川国芳もまた中国を題材にした作品を多く手がけており、「通俗三國志之内」シリーズとして三枚続きの浮世絵を多数制作している。
ここでは、蜀の劉備玄徳が、隠棲していた諸葛孔明のもとを三度に渡って訪れた「三顧の礼」の場面が描かれている。