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©東京富士美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TFM001407
作品No.
3487-EA132
画像No.
03487m
作品名
初代沢村訥升の小野道風 初代片岡市蔵のとっこの駄六
作品名欧文
The Actor Sawamura Tossho I as Ono no Tofu and the Actor Kataoka Ichizo I as Tokko no Daroku
作家名
歌川国安
作家名欧文
Utagawa Kuniyasu
生没年
1794‐1832
制作年
天保3年(1832)
材質・形状
木版多色刷 大判錦絵二枚続
寸法
36.8×26.4cm、36.8×26.3cm
所蔵先
東京富士美術館
画像データ
28.1MB
解説
沢村訥升演じる小野道風は、平安時代(794-1185)の書家で、日本の書道史上三蹟と称される名書家。ある雨降りの日、柳に飛びつく蛙が失敗に屈せず目的を達成する様子を見て、自らも精進して大成したとの俗説が広く知られ、ここでも柳に飛びつく蛙が描き添えられている。訥升の道風が蛇の目傘をさし、歯の高い下駄を履き、公家装束を身にまとった上品な姿に描かれるのに対し、市蔵の駄六の方は色違いの蛇の目傘をさし、大柄の格子縞の衣裳をつけて肩をいからせ、顔の隈取りも厳めしく筋骨たくましい男性像に描かれているのが対照的である。白く線状にあらわした雨の表現も木版画の技法として面白いが、全体に描写は丁寧で国安らしい繊細な作風を示している。同じ役者絵でも豊国、国貞とはまたひと味違った様式美を見せている。