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作品詳細

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©東京富士美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TFM001398
作品No.
10565-EA1303
画像No.
10565
 
 
作品名
雲龍打掛の花魁
作品名欧文
Dragon Pattern Kimono
 
 
作家名
渓斎英泉
 
 
制作年
文政(1818-30)後期-天保(1830-44)前期
材質・形状
木版多色刷 大判錦絵
寸法
74.1×24.9cm
 
 
所蔵先
東京富士美術館
画像データ
22.3MB
解説
雲龍柄の打掛を羽織った花魁が、背を向けたままこちらを振り返る。たくさんの鼈甲のかんざしで飾られた頭部は華やかな印象を与える一方で、渦巻く雲や水流と昇龍の図柄が印象的な、黒を基調とした着物は見るものに強烈な印象を残さずにはいられない。華麗さと力強さを兼ね備えた画面からは、花魁として逞しく生きる女の凛とした矜持が伺える。
この作品は1886年にパリで刊行された『パリ・イリュストレ』45・46号の豪華版表紙に紹介され、それをもとにヴィンセント・ヴァン・ゴッホが油彩画で模写し、さらに《タンギー爺さん》(1887年)の背景に描き込んだことでも知られている。