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作品詳細

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©東京富士美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TFM001238
作品No.
9633-OA86
画像No.
09633m
 
 
作品名
脇指
作品名欧文
Wakizashi
 
 
作家名
(無銘)花押(順公[徳川慶篤])
 
 
年代
常陸 江戸時代末期
寸法
刃長38.7cm、反り0.3cm
 
 
所蔵先
東京富士美術館
画像データ
1.4MB
解説
徳川慶喜の兄で第十代水戸藩主・徳川慶篤(順公)は、天保三年(1832)に第九代藩主・徳川斉昭(烈公)の長男として生まれる。母は有栖川宮熾仁親王の娘で登美宮吉子(後の貞芳院夫人)。弘化元年(1844)に13歳で水戸藩主となるが、藩政にあたっては幕末の動乱期に苦慮すること多く、慶応四年(1868)に37歳で没している。父の烈公と同様に慰みに刀剣を鍛え、その作品は茎に花押のみを刻むが、作刀は烈公(20口前後)に比べて極めて少なく10口に満たないと思われる。鍛刀の相槌を勤めた鍛冶は判っていないが、作風から関内徳宗もしくは横山祐光という説もある。