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©東京富士美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TFM001220
作品No.
731-OA6
画像No.
00731-3m
作品名
刀
作品名欧文
Katana Sword
作家名
(銘)日置対馬入道知休常光
年代
武蔵 江戸時代前期
寸法
刃長72.0cm、反り1.5cm
所蔵先
東京富士美術館
画像データ
1.1MB
解説
常光は、本国江州蒲生に生まれ、弟の光平と江戸の四谷に移住している。日置市之承、後三郎左衛門と称し入道して一法と名乗った。石堂左近是一、弟の光平とともに、江戸石堂派を代表する刀工である。入道後の元禄11(1698)年73歳添銘の作があり、初代常光の作品が元禄にまで及んでいたことを知ることができる。つまり、本刀の銘にも見られるが、銘振りに知休(智休)と添銘があるのは、初代常光の晩年作であろうと推測できる。本刀は、常光の大房丁子刃の特徴である一文字写しの激しい傑出した出来であり、地刃ともに状態のすこぶる良い作品である。拵は、全体を黒呂色の漆で仕上げ、葵紋を金蒔絵で施してある。鞘、小がいにあしらわれた金蒔絵の葵紋から、将軍徳川家のゆかりの品であることが窺われる。また、保存の状態が非常に良いことからも、由緒ある大名家が大事に所持していたものとも考えられる。