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作品詳細

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©東京富士美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TFM001169
作品No.
9441-EA1051
画像No.
09441m
 
 
作品名
名所江戸百景 水道橋駿河台
作品名欧文
One Hundred Famous Views of Edo: Suidobashi and Surugadai
 
 
作家名
歌川広重
作家名欧文
Utagawa Hiroshige
 
 
生没年
1797‐1858
 
 
年代
安政4年(1857)
制作年
1857
材質・形状
木版多色刷 大判錦絵
寸法
35.7×24.6cm
 
 
所蔵先
東京富士美術館
画像データ
14.4MB
解説
本郷台地から、神田川に架かる水道橋(橋の下に、上水を送る懸樋が通っていたことから水道橋と呼ばれた)越しに、駿河台の町を見下ろしている。駿河台は、徳川家康とともに駿河(現在の静岡市)より移住した家臣たちがここに居を構えたことに由来する。本図は端午の節句を描いたもので、大きな鯉のぼりが画面手前に大きく翻っている。奥に広がる旗本屋敷には吹き流しや幟旗、魔除けの鍾馗の幟が見えるが、これらは武家の習わしであり、鯉のぼりを上げるのは町人の文化であった。中国の故事、登竜門の伝説になぞらえ、竜門の滝を登った鯉が竜になるように、子どもたちが健康に育ち、出世するようにとの願いが込められている。