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作品詳細

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©東京富士美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TFM000847
作品No.
1620-OA20
画像No.
01620-1m
 
 
作品名
太刀 近景[重要文化財]
作品名欧文
Tachi Sword [Important Cultural Property]
 
 
作家名
(銘)備前國長船住近景 建武二年五月日
作家名欧文
Signed Bizen Koku Osafune Ju Chikakage  Kenmu Ni-nen Go-gatsu Hi
 
 
年代
備前 南北朝時代 建武2年(1335)
寸法
長79.2cm、反2.24cm
 
 
所蔵先
東京富士美術館
画像データ
0.7MB
解説
備前国(岡山県)は、平安時代以来、現代にいたるまで日本刀の代表的な産地として、長い歴史と伝統をもつ。とりわけ平安、鎌倉、南北朝、室町の各時代は、優れた刀工が数多く輩出し、さながら刀剣王国の観を呈した。近景は、鎌倉中期にあらわれた長船派の巨匠・光忠、長光直系の名工として、鎌倉時代後期から南北朝時代にかけて活躍した。本作では、よく詰んだ板目肌に直刃調の小丁字、直足が入った刃文が焼かれ、やや磨り上げられているが、身幅が広い、堂々たる鎌倉後期の風格を今に伝えている。昭和25年に重要文化財に指定された名品。