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作品詳細

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©東京富士美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TFM000400
 
 
作品名
冨嶽三十六景《五百らかん寺さゞゐどう》
作品名欧文
Thirty-six Views of Mount Fuji: Turban-shell Hall of the Five-Hundred-Rakan Temple
 
 
作家名
葛飾北斎
作家名欧文
Katsushika Hokusai
 
 
生没年
1760‐1849
 
 
年代
c. 1830-32
制作年
天保元−天保3年(1830-32)頃
材質・形状
木版多色刷
寸法
25.1×37.0cm
 
 
所蔵先
東京富士美術館
画像データ
16.5MB
解説
深川(江東区大島3丁目)にあった五百羅漢寺の三階からの眺め。螺旋状の階段を登ることから栄螺堂と呼ばれ、その眺望は人気があったという。人々の視線や手のしぐさ、床の板目や屋根の勾配など、西洋の遠近法でいうところの消失点が富士に集中しているところは、いかにも北斎らしい試みが伺える。左端の老人が背負った風呂敷には、山型に巴紋の永寿堂の家紋が見える。初摺りのイメージの版には左下に改印(極)、版元印(永寿堂)があり、川面のぼかしに版木の木目を使った表現が鮮明に見え、稚児の着物地の柄の出し方や、墨色の強弱に違いが見られる。