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作品詳細

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©東京富士美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TFM000389
 
 
作品名
冨嶽三十六景《相州仲原》
作品名欧文
Thirty-six Views of Mount Fuji: Nakahara in Sagami Province
 
 
作家名
葛飾北斎
作家名欧文
Katsushika Hokusai
 
 
生没年
1760‐1849
 
 
年代
c. 1830-32
制作年
天保元−天保3年(1830-32)頃
材質・形状
木版多色刷
 
 
所蔵先
東京富士美術館
画像データ
16.5MB
解説
現在の神奈川県平塚市中原を指す。富士の手前に描かれた山は大山で、神仏習合の霊場であった大山詣は江戸時代に庶民の人気を集めたようだ。画中では、そんな人手を見込んだ行商人や、修験者や、六部と呼ばれた、仏像を入れた厨子を背負い、書写した法華経を奉納するため、物乞いをしながら行脚する者などの旅人たち、野良仕事に向かう農婦や、小川で黙々と網をすくう男など、人々の姿が印象的である。この版は、初摺りのイメージのものから、色数を抑え、藍色を主として摺られている。