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作品詳細

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©東京富士美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TFM000376
 
 
作品名
冨嶽三十六景《東海道吉田》
作品名欧文
Thirty-six Views of Mount Fuji: Yoshida on the Tokaido Road
 
 
作家名
葛飾北斎
作家名欧文
Katsushika Hokusai
 
 
生没年
1760‐1849
 
 
年代
c. 1830-32
制作年
天保元−天保3年(1830-32)頃
材質・形状
木版多色刷
 
 
所蔵先
東京富士美術館
画像データ
16.8MB
解説
東海道の吉田は現在の愛知県豊橋市。その地にあった「不二見茶屋」の光景。茶屋奥の簾を上げると、そこには絵に描いたような富士の眺望があった。軒下の看板には「御茶津希(おちゃつけ)」の文字が、さらにその下には「根元吉田ほくち」とこの地の名産であった火口(火打ち石の火を受けるもの)の文字が見える。茶屋でくつろぐ右端の旅人の笠には「山型に巴紋」と「永」の字が、腹掛けには「寿」の字があり、版元である「永寿堂」の宣伝が、さりげなく施されている。画中左では篭屋の一人が草鞋を砧でたたいているのは、履きやすくするためであり、街道の茶屋ではよく見られた光景であったのだろう。