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作品詳細

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©東京富士美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TFM000366
 
 
作品名
東海道五拾三次之内 52 石部《目川ノ里》
作品名欧文
Fifty-three Stations on the Tokaido: 52. Mekawa Village near Ishibe
 
 
作家名
歌川広重
作家名欧文
Utagawa Hiroshige
 
 
生没年
1797‐1858
 
 
年代
1833-34
制作年
天保4-5年(1833-34)
材質・形状
木版多色刷
寸法
22.6×34.4cm
 
 
所蔵先
東京富士美術館
画像データ
24.3MB
解説
宿場と宿場の間の休憩エリアを立場(たてば)と呼び、名物が食べられる店などがあった。目川の立場に関しては、『東海道名所図会』(1797年刊)にこの図とそっくりの挿図があり、広重がそのまま模写したといっても過言ではない。画中の店の暖簾には「いせや」の文字が見える。『東海道名所図会』には、目川で菜飯と田楽豆腐が名物であった伊勢屋が紹介されており、広重はそれをそのまま描写している。画面右手に流れる川が目川である。遠景に見えるシルエットの山々は『東海道名所図会』にも描かれておらず、美しい山々の描写によって、この図が単なる模写にとどまらず、広重の風景画として完成度を高めているといえよう。