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作品詳細

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©東京富士美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TFM000345
 
 
作品名
東海道五拾三次之内 31 舞坂《今切真景》
作品名欧文
Fifty-three Stations on the Tokaido: 31. True Scene of Imagire at Maisaka
 
 
作家名
歌川広重
作家名欧文
Utagawa Hiroshige
 
 
生没年
1797‐1858
 
 
年代
1833-34
制作年
天保4-5年(1833-34)
材質・形状
木版多色刷
寸法
22.6×34.4cm員数 1
 
 
所蔵先
東京富士美術館
画像データ
24.0MB
解説
その昔、浜名湖は遠州灘とは砂州で隔てられた湖だったが、明応7年(1498)の大地震以来、浜名湖と海を隔てていた砂州が決壊し、海につながる汽水湖となった。この砂州が決壊した部分を「今切れた」という意味で「今切」(いまぎれ)と呼ばれるようになり、今切の渡しと呼ばれた渡し船が行き交うようになった。画面手前の並んだ杭は波除杭(なみよけくい)で遠州灘の荒波から渡し船を守るために幕府が築いたもの。その「今切」越しに遠州灘を見渡す本図では、浅瀬で漁をする漁夫たちが描かれている。右手手前に帆だけが描かれた帆船もと真白い富士との対比も斬新。正面の山々は実景に存在しないようだ。なのに「今切真景」とはこれいかに。