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©東京富士美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TFM000331
作品名
東海道五拾三次之内 17 由井《薩垂嶺》
作品名欧文
Fifty-three Stations on the Tokaido: 17. Satta Pass at Yui
作家名
歌川広重
作家名欧文
Utagawa Hiroshige
生没年
1797‐1858
年代
1833-34
制作年
天保4-5年(1833-34)
材質・形状
木版多色刷
寸法
22.6×34.4cm員数 1
所蔵先
東京富士美術館
画像データ
24.0MB
解説
東海道の難所のひとつとして知られたのが現在の静岡県由比町である由井宿と興津宿との間にあった、薩■峠であった。海に面し切り立った峠を越えるとき、突然背後に見える富士の姿に、旅人は感動した。峠の道を通る以前は、崖の波打ち際の道を通っていた。押し寄せる荒波にさらわれる旅人も多く、「親知らず子知らず」と人々に呼ばれた危険な道だったという。駿河湾越しに見える富士の絶景と、峠の急な勾配の対比が美しい。一様に四角く描かれた船の帆も、様式化された美しさがある。