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作品詳細

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©東京富士美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TFM000328
 
 
作品名
東海道五拾三次之内 14 原《朝之富士》
作品名欧文
Fifty-three Stations on the Tokaido: 14. Mt. Fuji at Dawn near Hara
 
 
作家名
歌川広重
作家名欧文
Utagawa Hiroshige
 
 
生没年
1797‐1858
 
 
年代
1833-34
制作年
天保4-5年(1833-34)
材質・形状
木版多色刷
寸法
22.6×34.4cm員数 1
 
 
所蔵先
東京富士美術館
画像データ
24.4MB
解説
『東海道五十三次之内』の出版が始まった時には、北斎の『冨嶽三十六景』は既に刊行され、その富士に江戸の庶民は驚愕していたころである。富士の大きさを描くにあたり、広重が北斎の『冨嶽三十六景』をいかに意識していたか。あらゆる描写をつくした北斎の冨嶽を見た広重にとって、朝焼けに赤く染まり始める富士の山容、富士を仰ぎ見る母娘や供の者、田畑のつがいの丹頂鶴など、いずれも北斎を超えたものにはならなかったはずである。画面枠をはみ出す富士の意表を付く構図に、その広重の思いを見るような気がする。