画像提供元
作家/制作者
作品名/資料名
クリア
閉じる

作品詳細

クレジット表記
©東京富士美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
ご利用上の注意
ご利用内容により、画像提供元(美術館・博物館等)から事前に許可を得ねばならない場合があります。
コレクションNo.
TFM000323
 
 
作品名
東海道五拾三次之内 9 大磯《虎ヶ雨》
作品名欧文
Fifty-three Stations on the Tokaido: 9. Tora’s Rain at Oiso
 
 
作家名
歌川広重
作家名欧文
Utagawa Hiroshige
 
 
生没年
1797‐1858
 
 
年代
1833-34
制作年
天保4-5年(1833-34)
材質・形状
木版多色刷
寸法
22.6×34.4cm員数 1
 
 
所蔵先
東京富士美術館
画像データ
23.6MB
解説
画面右に見える山は「平塚」でこんもりと描かれていた高麗山。この高麗山には『曾我物語』の曾我十郎と恋仲であった虎御前が、彼の死を嘆き出家して結んだ庵があったといわれている。副題の「虎ヶ雨」とはこの虎御前が十郎をしのんで流す雨のことで陰暦の5月の終わり頃の降る雨をいう。西行法師が「こころなき身にもあわれはしられけり鴫立沢(しぎたつさわ)の秋の夕暮れ」と詠んだ、小余綾(こゆるぎ)の磯が画中左に広がる海岸である。