DNPアートコミュニケーションズ
DNPアートコミュニケーションズ
|
ご利用ガイド
|
利用規約
|
料金表
|
マイページ
お問い合わせ
English
ご利用ガイド
利用規約
料金表
マイページ
お問い合わせ
画像提供元
作家/制作者
所蔵先
作品名/資料名
検索する
クリア
閉じる
作品詳細
クレジット表記
©東京富士美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
ご利用上の注意
ご利用内容により、画像提供元(美術館・博物館等)から事前に許可を得ねばならない場合があります。
戻る
印刷する
コレクションNo.
TFM000294
作品名
冨嶽三十六景《山下白雨》
作品名欧文
Thirty-six Views of Mount Fuji: Shower Below the Summit
作家名
葛飾北斎
作家名欧文
Katsushika Hokusai
生没年
1760‐1849
年代
c. 1830-32
制作年
天保元−天保3年(1830-32)頃
材質・形状
木版多色刷
寸法
25.5×37.7cm員数 1
所蔵先
東京富士美術館
画像データ
19.7MB
モチーフ
富士山
解説
「神奈川沖浪裏」「凱風快晴」とともに、冨嶽三十六景のシリーズの三役のひとつに数えられる。白雨とは夕立のこと。快晴の山頂に対し、山麓に下ると漆黒の闇に包まれ強烈に走る一瞬の稲妻が描かれ、そこに激しい雨が降っていることがイメージできる。自然に超越して、静と動をあわせ持つ、富士の雄大さ見事に表現された一枚である。『富嶽百景』「夕立の不二」には、その裾野の村に視点が移動した光景が描かれている。今日のように飛行機が無い時代にあって、富士を様々な視点からイメージできた北斎の力量に驚くばかりである。この「山下白雨」は、主板、色板の板木に欠落部分があるものが多く、初摺りのイメージを残すものが少ないといわれる。山頂の中心部分の茶色の点の欠落や、落款の「筆」の下部部分の欠落などが見られるものもあるが、この版は、初摺りに近いイメージを残している貴重なものである。後摺りの版では、その裾野に松の木が加えられたものもあり面白い。