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作品詳細

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©東京富士美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TFM000238
 
 
作品名
松の末広絵巻
作品名欧文
Picture Scrolls of Scenes from “Matsu-no-Suehiro”
 
 
作家名
対馬宗家伝来
作家名欧文
Belonged to the So Family in Tsushima
 
 
年代
c. 1661-81
制作年
寛文−延宝(1661-81)頃
材質・形状
紙本着色 巻子
寸法
上巻33.0×658.0cm、下巻33.0×656.0cm
 
 
所蔵先
東京富士美術館
画像データ
11.2MB
解説
この物語の内容は、御伽草子(おとぎぞうし)の一つである『文正草子(ぶんしょうぞうし)』の異本と思われる。『文正草子(ぶんしょうぞうし)』は、塩焼を職業とする一介の庶民が、宰相(さいしょう)の位まで登りつめる出世物語。内容は、終始一貫してめでたいこと尽くしで、女子の正月の読始めの吉書(きっしょ)ともされた。本巻は、その後半部分を特に取り上げて構成している。巻頭から巻末まで連続構図で描き、詞書(ことばがき)はない。絵は清楚で品格があり、おそらく名家の女性のために描かれた作品であろう。