DNPアートコミュニケーションズ
DNPアートコミュニケーションズ
|
ご利用ガイド
|
利用規約
|
料金表
|
マイページ
お問い合わせ
English
ご利用ガイド
利用規約
料金表
マイページ
お問い合わせ
画像提供元
作家/制作者
所蔵先
作品名/資料名
検索する
クリア
閉じる
作品詳細
クレジット表記
©東京富士美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
ご利用上の注意
ご利用内容により、画像提供元(美術館・博物館等)から事前に許可を得ねばならない場合があります。
戻る
印刷する
コレクションNo.
TFM000040
作品No.
485-AM1
画像No.
00485m.tif
作品名
ヘラクレスとオンファレ
作品名欧文
Hercules and Omphale
作家名
ファン・テュルデン,テオドール
作家名欧文
Van Thulden,Theodor
生没年
1606‐1669
年代
17世紀
制作年
17世紀
材質・形状
油彩、カンヴァス
寸法
191.0×168.5cm
所蔵先
東京富士美術館
画像データ
7.6MB
解説
この絵の主題は、ギリシャ神話の英雄ヘラクレスのエピソードによる。友人を殺した罪を償うため、リディアの女王オンファレに奴隷として売られたヘラクレスは、後に女王の恋人となる。そして、女王の寵愛により、自らを苦しめた狂気を克服したヘラクレスが穏やかな日々を過ごしたというギリシア神話に取材したもの。この二人を主題としたものには、お互いが持ち物を交換している場面とオンファレに恋をしたパンがヘラクレスに蹴り出される寝室の二つのパターンがあるがこの作品は前者の場面である。 画面では女官たちが見守る中、中央に座るヘラクレスを傍らのオンファレが愛撫している。女王オンファレはヘラクレスのライオン狩りを象徴するライオンの毛皮と棍棒を持ち、一方のヘラクレスは女性の役割を象徴する糸巻棒を持ち糸を紡いでいる。本来の持物を入れ替えることにより、女性による男性の支配を表したこのような図像は、この時代に好んで描かれた主題の一つ。 作者のテュルデンは、オランダに生まれ、フランドルを代表する画家の一人。版画やタピスリーの下絵なども手がけており、ルーベンスの弟子・協力者として活躍している。