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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM91996
作品No.
刀剣378
画像No.
91996.00
作品名
刀 無銘 郷義弘 名物 五月雨郷 切先
年代
鎌倉時代 14世紀
寸法
刃長71.8 反り1.5 茎長19.4
指定
重文
所蔵先
徳川美術館
画像データ
0.4MB
解説
郷(江)義弘は、吉光・正宗と並んで名物三作として称賛された名工である。正宗の弟子で越中国に住んだと伝えられるが、在銘の作は現存していない。「五月雨郷」の由来は、五月雨の頃に義弘と極められたため、または五月雨の頃のような霧を思わせるためなどとされる。寛永16年(1639)に3代将軍家光の娘・千代姫が尾張家2代光友へ輿入れした際、祝いの品として「名物 後藤藤四郎」とともに家光から光友へ贈られた。その後、元禄12年(1699)に尾張家三代綱誠の遺品として五代将軍綱吉に献上され、昭和19年(1944)に徳川宗家(将軍家)より徳川美術館が譲り受けた。
注釈
黒田長政・徳川秀忠・前田利常・家光・光友・綱誠遺物・綱吉所持