作品詳細

コレクションNo.

TAM91484

作品No.

衣服9.8

画像No.

91484-0

 

 

作品名

淡浅葱地葵紋付花重文辻ケ花染小袖　表　2010年修復後

 

 

年代

桃山-江戸時代 17世紀

指定

重要文化財

 

 

所蔵先

徳川美術館

画像データ

10.7MB

モチーフ

徳川家康(駿府御分物)着用

解説

　淡浅葱練緯地に、花を四～五枚重ねて一つの文様とし、藍の絞り染めで全体に散らした綿入袷仕立の小袖である。葵紋は丸を白く絞り抜き、葉は萌黄と浅葱の絞りに墨描きを加えている。深い藍染めの文様を散らした、華やかでいて落ち着いた意匠の一領である。徳川家康所用の一領で、「駿府御分物」として尾張徳川家に分与され、江戸時代には同家で最も大切な品を容れておく「御清御大切御長持」に納められ伝来した。