作品詳細

コレクションNo.

TAM914110

作品No.

屏風3

画像No.

91411-0

 

 

作品名

芒燕図屏風＿六曲一双の内

 

 

作家名

伝小栗宗丹

 

 

年代

桃山＿16-17c

材質・形状

紙本著色

寸法

各隻　縦121.4　横270.8

指定

重要美術品

 

 

所蔵先

徳川美術館

画像データ

16.0MB

解説

青々とした薄が生い茂る茫洋とした広野に、軽やかに飛翔し、あるいは地上に憩う燕や、汀に遊ぶ鶺鴒の姿が描かれる。室町時代の画家小栗宗丹(宗湛　一四一三～八一)筆と伝承されるが、製作期はこれより降るとみなされる。土坡の筆法などに、狩野派の特徴が看取できる。本図をもとに描いたとみられる御物の後陽成天皇宸筆「薄に小鳥之絵」四幅が現存し、後陽成天皇が歿した元和三年(一六一七)を製作の下限と推定されることから、本図もそれ以前の製作とみなし得る。