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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM911330
作品No.
雛道具141
画像No.
91133-0
作品名
白絵蓬莱宝尽図天児箱・這子箱
年代
江戸-明治時代_19世紀
寸法
各縦61.2 横44.6 奥行27.0
所蔵先
徳川美術館
画像データ
10.1MB
解説
天児は、衣裳を着せて枕元におき、幼児にふりかかる災や穢れを負わせた人形である。這子は御伽とも御伽這子とも呼ばれ、頭・胴とともに白絹に綿をこめて縫い合わせた人形で、天児と同様に用いられた。五・六歳頃までは新しい着物は、先ず天児に着させ、その後に子供が着用したといわれる。男子の場合は元服後に社寺に納められたが、女子の場合は婚礼の際に輿に乗せ持参され、結婚当夜、結婚後はじめてお歯黒をつける際、雛祭りなどにも飾られた。さらに自分の分身として生涯持ち続け、毎日供え物をして大切にされた。また、天児を男子、這子を女子とみて一対とし、雛のようにも飾られた。