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作品詳細

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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM90629
作品No.
掛物2654
画像No.
90629.00
 
 
作品名
源氏物語藤裏葉図
 
 
作家名
板谷広長筆
 
 
制作年
江戸時代 18-19世紀
寸法
縦62.1 横82.4
 
 
所蔵先
徳川美術館
画像データ
17.2MB
解説
藤の花に託して、内大臣(頭中将)が娘・雲居雁との結婚を、源氏の子息・夕霧に許す『源氏物語』第三十三帖「藤裏葉」の一場面である。板谷広長(一七六〇~一八一四)は、板谷家を再興し、幕府御用絵師となった板谷慶舟の二男である。十八世紀後半より国学や復古思想が興隆した影響を受け、やまと絵でも平安・鎌倉時代の有職故実を検証し、古画に学ぶという復古的気運が一気に高まった。本図の精緻に描かれた調度品や障子絵にも、その風潮がうかがえる。