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作品詳細

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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM904050
作品No.
掛物140
画像No.
90405-0
 
 
作品名
文公御所南門前御拝の図
 
 
作家名
石川信守(不成)筆・成瀬正肥賛
 
 
年代
江戸-明治_19世紀
寸法
縦95.7 横36.4
 
 
所蔵先
徳川美術館
画像データ
9.1MB
解説
文久三年(一八六三)、十四代将軍家茂の上洛に先立って上洛した尾張徳川家十四代慶勝は、正月九日に旅装を解かず京都御所に赴き、御所南門前で藩士七人と共に遙拝した。従った藩士は、箕形辰之丞・松井武兵衛・松井小十郎・成田宗一・鳥井五兵衛・岩間万阿弥・角田久次郎で、絵は慶勝側近で京都用達役を勤めた石川信守(一八三三~一九〇一)が御所の「御溝水」を用いて描いた。尾張藩付家老の犬山成瀬家九代正肥(一八三五~一九〇三)が「君が代の はなにあはむと うくいすは たいのふるすを いまて来りけり」の賛を寄せている。絵の筆者・石川信守は、名古屋城下三ツ蔵に居住した尾張藩士で、幼少時より絵を好み、森高雅に師事して土佐派の画法を学び、後に「不成」と号した。幼名は吉太郎で、慶勝の馬廻・小納戸・中奥小性などを勤めている。