作品詳細

コレクションNo.

TAM8945

作品No.

花生1019

画像No.

8945.00

 

 

作品名

染付西洋風景図花生・台

 

 

年代

江戸時代（19世紀）

寸法

花生：高25.2　口径14.8　胴径16.1　底径13.6

 

 

所蔵先

徳川美術館

画像データ

13.0MB

解説

　円筒形の竹筒形をしたアルバレロと呼ばれる西洋薬用壺形の胴に、仙盞瓶の把手を付けたような形態の花生で、猫足形の四脚台が附属する。東西折衷様式の器形は輸入品ではなく、京都で焼かれた藍絵阿蘭陀写と考えられる。箱書に「天保三年三月　御立寄御用御買上」と墨書があり、天保3年（1832）3月23日に市ヶ谷邸へ家斉を迎えるために購入された花生と分かる。ただし、飾り道具の記録には、この花生の記述はないため、備え付けの備品として配置された花生の可能性がある。