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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM8341
作品No.
掛物1065
画像No.
8341.00
作品名
織田有楽書状 梅岑軒宛 五月廿一日
作家名
織田有楽斎
制作年
江戸時代、17世紀
寸法
縦30.0 横48.8
所蔵先
徳川美術館
画像データ
29.3MB
解説
織田有楽(一五四七~一六二一)は、織田信長の弟で名は長益。豊臣秀吉・徳川家康に仕
え、関ヶ原合戦ののち大和国山辺郡に三万石を与えられた。後年出家して如庵・有楽斎と号
した。茶の湯の巧者として名高く、利休十哲の一人に数えられている。
書状は「明日の面会予定ですが、天候次第では延期しましょう云々」といった内容であ
るが、執筆年次は明らかではない。宛先の梅岑軒は京都・相国寺の塔頭である慈照院の子院、
文中に登場する長老とは慈照院の住職・有節瑞保(一五四八~一六三三)を指すと考えられ
る。文化十一年(一八一四)に江戸において尾張徳川家が購入。