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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM8035
作品No.
掛物226
画像No.
8035.00
作品名
源敬公廟図(定光寺徳川義直廟図)
年代
江戸時代 17世紀
寸法
縦328.0 横116.7
所蔵先
徳川美術館
画像データ
50.6MB
解説
尾張徳川家初代義直は、応夢山定光寺(愛知県瀬戸市)に隣接して設けられた墓所に葬られた。墓所の形式は中国・明からの帰化人で義直に仕えた陳元贇の設計になる儒教の形式に則っており、円墳の上に石標を建て、円墳周囲には垣根をめぐらせた。その前には拝礼の為の焼香殿が建てられ、隣接する区画には義直に殉じた寺尾直政ら家臣五名、区画外に家臣五名の家来(陪臣)四名の墓がある。
石標の表には被葬者の名が刻まれるが、義直は亡くなる前、諡を「敬」と定め、死後仏式の院号や法名を贈られるのを拒絶したため、石標の表には、「二品前亜相尾陽侯源敬公墓」と刻まれている。尾張家歴代の中で、仏式の法号や法名を持たないのは義直のみである。廟は重要文化財に指定されている。