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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM50860
作品No.
5086-0
画像No.
TAM50860
作品名
唐花孔雀文紅花緑葉大香合_蓋表
分類
香合21
年代
明時代_14-15世紀
寸法
高6.7 径21.3
所蔵先
徳川美術館
画像データ
14.4MB
解説
紅花緑葉とは、一般には赤の漆と緑の漆を交互に厚く塗り重ね、文様の深さを変えて彫り込み、花鳥は赤、葉を緑で表現する彫漆技法である。しかし、この大香合では、緑の漆を厚く塗り重ねてから文様を彫り込み、その後に牡丹の花を赤漆、梔子の花に黄色の漆を塗り、中央の孔雀の羽の一部にも黄と赤の漆で彩色した擬似的な技法がとられている。意匠・技法と、漆の品質など類品に乏しい作例であるが、飛翔する孔雀の姿は、中国・宋~元時代の表現を伝えている。