画像提供元
作家/制作者
作品名/資料名
クリア
閉じる

作品詳細

クレジット表記
徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
ご利用上の注意
ご利用内容により、画像提供元(美術館・博物館等)から事前に許可を得ねばならない場合があります。
コレクションNo.
TAM4772600
作品No.
巻物99-19
画像No.
47726.00
 
 
作品名
斎藤利政(道三)書状 安心軒・瓦礫軒宛
 
 
作家名
斎藤利政(道三)筆
 
 
年代
天文13(1544)
寸法
縦14.5 横43.0
 
 
所蔵先
徳川美術館
画像データ
28.8MB
解説
"厥以後無音非本意
存候 仍一昨日及合戦
切崩討取候頚注文 水
十へ進之候 可有御伝語候
其方御様体雖無案
内候 愚意令申候 此砌
松次三被仰談御家中
被固尤候 是非共貴所
御馳走簡要候 然者申談
近年織弾任存分候 遺
趣自他可申顕候 岡崎之
義 御不和不然候 尚期
来信候 恐々謹言

九月廿三日  利政(花押)
安心軒
瓦礫軒 玉床下
美濃の斎藤利政(道三、一四九四~一五五六)が、「水十」こと水野十郎左衛門尉に仕えた安心軒・瓦礫軒(共に生没年未詳)へ送った書状である。天文十三年(一五四四)、利政は居城・稲葉山城にて、尾張の織田信秀(一五一一~五二)軍の攻撃(加納口の戦い)を受けたが大勝したことを報告し、松平広忠(一五二六~四九)が家中を掌握すれば、信秀の三河侵略が阻止できると述べ、斎藤・松平・水野の三者同盟を画策していることがわかる。"