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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM45737
作品No.
茶碗25
画像No.
45737-0
作品名
染付唐花唐草文茶碗(五郎七焼茶碗)見込
年代
江戸時代 17世紀
寸法
高8.5 口径13.5 高台径5.4
所蔵先
徳川美術館
画像データ
16.6MB
解説
白濁した釉薬が掛かり、全面に貫入がある。側面には、藍色で雷文繋文と唐花唐草文様を精緻な筆致で描く。下部に向かってすぼまる、やや不安定な器形で、歪みを加えた形は「呉器」を思わせる。箱蓋裏には、裏千家11代玄々斎精中宗室(1810~77)による「五郎七焼」との極め書きがある。「五郎七焼」とは、桃山から江戸時代初期に、肥前国において白磁染付で活躍したという朝鮮人陶工・高原五郎七(生歿年未詳)作のやきものをいうが、その活動・作例については不明な点が多い。