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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM45510
作品No.
茶碗2076
画像No.
TAM45510
作品名
刷毛目茶碗 銘 白波
年代
朝鮮王朝 16世紀
材質・形状
高5.7 径12.8 高台径5.2
所蔵先
徳川美術館
画像データ
13.3MB
解説
小ぶりな茶碗で、外面の釉掛かりは薄く、内面には、見込部分を残して表された白釉の鮮やかな刷毛目が見られる。口縁の一部が欠けており、ほかの陶片で補う「呼継」の技法が用いられている。
内箱蓋表に「白波」の銘が書かれ、大和郡山家四代柳沢保光(堯山 1753~1817)の筆とされる。その後、名古屋の豪商岡谷家10代惣助が入手した。外箱蓋裏には、近代の数寄者である益田鈍翁(1848~1938)が「白波は 磯にたてとも おき見れハ そこまて月の 影そうつれる」との和歌を寄せている。
『大正名器鑑』所載。