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作品詳細

クレジット表記
徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM43595
作品No.
聖像祭器2073,金器31,聖像祭器1,聖像祭器3,聖像祭器4,聖像祭器6
画像No.
43595.00
 
 
作品名
牡丹蒔絵祠堂形厨子,純金造 帝堯像,黄金造 文宣王(孔子)像,黄金造 禹王像,黄金造 周公旦像,黄金造 帝舜像(名古屋城二之丸聖堂祭器)
 
 
年代
江戸時代 17世紀
寸法
厨子総高78.1 幅77.0 奥行56.0(框下辺)  屋根幅91.0 奥行67.6、高19.3㎝、高21.1㎝、高19.4㎝、高21.5㎝、高19.7㎝
 
 
所蔵先
徳川美術館
画像データ
63.7MB
解説
儒教で最も尊崇される五聖人の像を安置するための厨子である。寛永6年(1629)林羅山が名古屋城二之丸の聖堂を礼拝した際に、「蒔絵塗小厨子、形チ堂ノ如奥ニ在リ」と記録している。
 入母屋造正面軒唐破風の御堂形で、屋根は銅瓦葺きのように黄土色の漆塗で表している。扉と側面と框は黒漆塗とし牡丹文や南蛮唐草文を金蒔絵で施している。通常ならば、金属で作成する隅金具や扉金具などの飾り金具の全てを金蒔絵で表しているのは珍しい。扉の裏は、厚い金の金貝によって、鳳凰と麒麟を表している。いずれも聖人が出て王道が行われる時に現れる瑞獣である。