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作品詳細

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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM42988X01
作品No.
掛物251
画像No.
42988‐01
 
 
作品名
石田三成書状 斎左兵(斎村左兵衛政広)宛 (天正十九年)二月十一日
 
 
年代
桃山 天正19年(1591)
寸法
第一紙:縦14.6 横43.0 第二紙:縦14.5 横44.8
 
 
所蔵先
徳川美術館
画像データ
16.4MB
解説
 小田原平定後、石田三成(一五六〇~一六〇〇)が、秀吉の命で奥州に出陣した折、斎村政広(一五六二~一六〇〇)から送られた書状に対する礼状である。人も馬もくたびれ、雪の降る会津へ向かう三成の辛い心境が素直に認められている。小田原合戦後、秀吉は会津まで出陣し、陸奥・出羽各地の領主の領地替えや検地を実施した。葛西・大崎一揆鎮圧の後、秀吉は三成を奥州へ派遣し、奥州仕置を確かにした。
 なお本状は尾張家に伝来の手鑑に断簡として分散していたが、昭和四十九年(一九七四)に継ぎ合せて掛幅装に仕立て直された。