画像提供元
作家/制作者
作品名/資料名
クリア
閉じる

作品詳細

クレジット表記
徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
ご利用上の注意
ご利用内容により、画像提供元(美術館・博物館等)から事前に許可を得ねばならない場合があります。
コレクションNo.
TAM426990
作品No.
神仏画14
画像No.
42699-0
 
 
作品名
刺繍阿弥陀三尊来迎図
 
 
年代
鎌倉時代_14c
材質・形状
平絹地総繍
寸法
縦72.7 横32.1
指定
重要文化財
 
 
所蔵先
徳川美術館
画像データ
14.2MB
解説
本紙・表装ともに全面を刺繍で表した阿弥陀三尊来迎図である。中央には阿弥陀三尊の来迎と、『大無量寿経』の阿弥陀四十八願の第十八願の偈を、また中尊の光背には、種子「ア」が四十八個配される。上段には、二十五菩薩の種子、下段には蓮池をはさんで、不動明王と毘沙門天の立像、さらに左右柱中央には釈迦と薬師の種子を蓮華唐草文の中に配している。偈・種子・螺髪には人髪が用いられている。色のぼかしや線の躍動感を、高度な刺繍の技法を駆使して仕上げている。毘沙門天や不動明王を護法神としているので、鎌倉時代後期の天台宗系浄土教信仰から生み出された作品と考えられる。