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作品詳細

クレジット表記
徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM34628
作品No.
掛物183.1
画像No.
34628.00
 
 
作品名
孝明天皇御内勅 徳川慶勝宛 文久三年十月八日
 
 
作家名
孝明天皇宸筆
 
 
年代
江戸時代 文久3年(1863)
寸法
縦43.7 横58.4
 
 
所蔵先
徳川美術館
画像データ
15.5MB
解説
 安政5年(1858)6月19日、幕府は勅許をまたずして、ハリスと日米修好通商条約に調印した。孝明天皇は不満の意を示し、以後攘夷の実行をめぐって朝幕関係は緊張した。
 孝明天皇は御三家筆頭として将軍家に最も近い立場であった尾張徳川家14代慶勝の京都での活躍を高く評価しており、慶勝が3度目の参内を行った文久3年(1863)10月8日、慶勝に盃を賜り、御所内での直衣着用を勅許すると同時に、宸筆の勅書により一橋慶喜と協力して公武一和・攘夷に努めることを申し渡した。
 
【読み下し】
堂上以下暴論之輩
追々退散 先以安
慮之至ニ候 尚此未無
混雑 弥以朕存意萬
事貫徹候様 専大
樹一橋申合セ 公武一
和候而 攘夷成功候様
依頼ニ存候事