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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM341950
作品No.
手鑑1.36
画像No.
34195-0
作品名
顕広切 古今和歌集 (古筆手鑑「蓬左」所収)(第36葉)
作家名
藤原俊成(伝)
作家名欧文
Fujiwara Toshinari
生没年
1114‐1204
年代
平安時代_12世紀
材質・形状
紙本墨書
寸法
縦26.2 横16.2
所蔵先
徳川美術館
画像データ
9.5MB
解説
平安時代末期の歌壇における重鎮で、『千載和歌集』の撰者であった藤原俊成(一一一四~一二〇四)が書写した『古今和歌集』は、「顕広切」をはじめ、「御家切」・「了佐切」・「昭和切」、冊子として伝存する「御物本古今和歌集」の五種類が知られている。このうち「顕広切」は俊成が最も若い頃に書写した一本で四十~五十代頃の筆跡と考えられている。切名は、俊成が仁安二年(一一六七)五十四歳で改名するまで名乗った顕広の名にちなんでいる。その書風には、晩年にみられる鋭く独特の奇癖のある傾向はまだなく、やや丸味をおびた穏やかさがみられる。