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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM33223X01
作品No.
香合32
画像No.
33223‐01
作品名
堆朱居布袋図香合
年代
中国・明時代 15世紀
寸法
高2.4 径6.5
所蔵先
徳川美術館
画像データ
13.1MB
解説
古くから著名な堆朱の香合で、蓋表に布袋に瑞雲・花菱繋文、側面には雷文繋が彫られている。蓋裏と身の内側、底部はいずれも黒塗である。
「堆朱布袋香合」は、近世初頭の書院の茶の湯において大いに好まれ、茶会記にたびたび登場する。『玩貨名物記』によれば、かつて「尾張様 紀伊様 松平陸奥殿 堀田加賀殿 内藤外記殿」の五家に所蔵されていたことが知られる。
尾張家の文化年間(一八〇四~一八)成立の蔵帳『上御数寄御道具帳』では、「御譲 御名物 一 堆朱居布袋御香合 織部所持 壱」とあり、本品は尾張家で所蔵される以前には古田織部が所持していたとわかる。なお、『古今名物類聚』では織田有楽所持とされている。
注釈
織田有楽・古田織部・徳川家康・徳川義直(尾張家初代)所用